注文住宅は坪単価と生活費のバランスを考慮しよう!
注文住宅を選ぶ際、坪単価だけに焦点を当てるのではなく、全体の生活費とのバランスを考慮することをお勧めします。
坪単価が安い物件でも、立地や交通アクセスによっては、思わぬコストが発生することがあります。
ここではそのポイントについてご紹介します。
まず、坪単価が安い住宅地は、通常、都市中心部から離れた郊外や地方に多い傾向があります。
この場合、土地自体の価格は安価でも、日常的に都市部への通勤や買い物に出かける場合、交通費がかさむことが予想されます。
例えば、電車を利用する場合、定期券代や運賃が月々の生活費に大きく圧迫することもあるでしょう。
また、車を利用する場合にはガソリン代や駐車場代、高速料金なども積み重なり、予想以上に費用が増加する可能性も。
さらに郊外だと、スーパーや病院、学校などの公共施設が遠かったり、便利な商業施設が少ない場合もあります。
日々、何か必要になったときに遠出することが多いので、交通費がかさむことが想定されます。
一方、都心部で土地が高くても、公共交通機関が充実している場合や、周辺施設が整っている場合は、交通費を抑えることができるメリットがあります。
例えば、駅近の物件であれば、自転車や徒歩で生活の大部分を済ませることができ、車を持たなくても生活が成り立ちます。これなら月々の交通費を大幅に削減することが可能です。